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イアン・ボストリッジ@オペラシティ [-クラシック編]

11/10(火) 
イアン・ボストリッジ(Ten)
グレアム・ジョンソン(Pf)
 
シューベルト:水鏡 D.949/冬の夕べ D.938/星 D.939
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957より愛の便り/兵士の予感/春のあこがれ/セレナーデ/わが宿/遠い国で/別れ/アトラス/彼女の姿/漁師の娘/まち/海辺にて/影法師

シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」より「鳩の使い」
シューベルト:ゲーテの詩による歌曲より「月に寄す」
 
まずはグレアム・ジョンソンのピアノが素晴らしかったことをここに記しておきます。
まろやかな音で心地よく、時にひっそりと怪しげ。
しかしながら、軽やかな曲では音の粒がはっきりしないので
アンスネス様 で聴きたいところ。 
 
ボストリッジ博士はピアノにもたれかかったり色々しながら
ボソっと独り言を呟くように歌ったりする。
幸運にもピアニストのすぐ裏の席だったので
その呟き、囁きがよく聞こえた。
喋るように歌う様が魅力的で
こういうオタク系の学者に言い寄られるのもいいわね[るんるん]なんて思ったり。
 
ボストリッジ博士は「歌」というより詩を朗読するように
物語を語るようにサラっとさりげなく歌う。
無理のない自然な感じが好きだ。
しかしながら、何を歌っているのか分からなかったから
ちゃんと予習してくるか、対訳付きのプログラム買えば良かったな~と後悔。
まあ、私は復習型なので仕方がない。 
 
そんなわけで、どの曲がどうだった、とかイマイチ覚えていないんだけど
「影法師」のような翳のある曲がこの人の最大の魅力なんじゃないかと思う。
というか、「歌」は極めて個人的な相性だと思うから、私と相性が良いのでしょう。
 
最後は「月に寄す」で癒されました。
良いコンサートでした。 
 
ところで、「月に寄す」は Werner Güra の歌もいいね。
こうやって、この世界にはまっていくのかな?ヤバイヤバイ・・・
 
でも、今日のオヤスミ ソングは これ で決まり!かな。 

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