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ショスタコーヴィチ勉強中 [-クラシック編]

日本フィルハーモニー交響楽団@サントリーホール
指揮:アレクサンドル・ラザレフ

チャイコフスキー:組曲第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番

はっきり言ってチャイコフスキーはつまらなかった。
特に第3曲ぐらいまではもっさりしていて重っ!な感じ。
なんだか重ーいモーツァルトを聴いているようだった。
チャイコフスキーって初めてだったかなーと探してみたら
同じような感想(ただし、このときは好意的)だったので
ラザレフのチャイコフスキーは大体こんな感じなのだろう。
それが曲によってしっくりきたりこなかったり、私の場合きっと。

後半は、ラザレフのショスタコーヴィチとしては一番だったような気がする。
ショスタコーヴィチは凄く好きだけど、家で聴く機会はほとんど無くて
6番も聴いたことなくて目下生演奏でのみ勉強中だけど
これは今まで聴いた他の番号の曲とは性格が違うような気もするし
ラザレフがこれまでのショスタコーヴィチとは違うように演奏したからかもしれない。
なんか軽い、非常に軽い。

「第1楽章はフルートのレチタティーボ、歌うところがあり、そこはまるで閉じ込められた魂の歌、というような感じです。2、3楽章は動きのある楽章です。ここには悪魔が出てきます。終わりよければすべてよし、のような世界が進んでいくのですが、一番最後に壁にぶち当たってしまうのです。とても陽気で明るいのですが、心の中が空っぽ。そんな感じなのです。」
(プログラム ノートのラザレフの言葉を抜粋)

終わった瞬間「へ?」って感じで心の中が空っぽ。そんな感じになったのです。
それが意図した通りの反応なのか分からないけど
他の演奏もたくさん聴いてみたくなった。
ショスタコーヴィチはいろんな演奏を聴いてみないと
自分の中で納得できない。
そして必ず生で聴かなければならない。

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