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プレトニョフ@オペラシティ [-クラシック編]

ベートーヴェン: ロンド Op.51-1 ハ長調
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op. 57「熱情」

リスト:詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送曲」S. 173
リスト:忘れられたワルツ S. 215 第1番
リスト:《巡礼の年》第2年:イタリアより第5曲「ペトラルカのソネット第104番」 S. 161/R10-5
リスト:夜想曲「眠られぬ夜、問いと答え」S. 203
リスト:3つの演奏会用練習曲 S. 144より第2曲「軽やかさ」
リスト:凶星!(不運) S. 208
リスト:2つの演奏会用練習曲 S. 145
リスト:暗い雲 S. 199
リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 S. 244-11
リスト:葬送前奏曲と葬送行進曲 S. 206より「葬送行進曲」

リスト:愛の夢 第3番

初プレトニョフでした。
いつかは聴きたいと思いつつも指揮ばっかしてたから。

暇潰しにふらっと弾きに来ましたー、みたいな感じで始まるロンドから最高。
終始、内にも外にもどこにも向かわない感じが新鮮だった。
私はわりと物語や情景が見えるタイプで、
そういうのを見せてくれない演奏は好きではないけど
今回は見えないがゆえに出された音の累積で音楽を楽しんだ。
何かを伝えようとしていて、それが伝わってこないのは駄目だけど
別に何も伝えようとしてないしー、みたいな(そんなことないと思うけど)。
そのくせクセが強い。
だから練習曲とかハンガリー狂詩曲とか笑えるぐらい面白い。これは生で聴く醍醐味。
KAWAI がそういう音なのかなぁと思ったけど
ちょっと暗めで温かい木の音がまた新鮮。
リストとか若い人がよく弾くけど、ジイサンが弾くと味があるなぁ!
熱情は「熱情」というか「絶望」て感じだったけど
人生のいろいろが詰まってそうだった。
この演奏、CD 欲しいかといわれたら欲しくはないけど
次のコンサートも聴きに来たいという感じでした。

帰って来て 過去の CD 聴いてみたら、若!
そして、外に向けた情景が見える演奏。奏者の変化は面白い。
昔を生で聴いたことないのが残念だけど、どちらの演奏も好きだな。

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