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64城(むしろ普通の旅日記) [-キャッスリング]

9月6日
早朝、地震に遭遇。
停電しているけど、旅館の人はみんな通常営業でサンマ定食を美味しくいただく。
昆布の煮物みたいなものが、この世のものとは思えないほど美味しかった。
空のペットボトルに水入れてもらって元気に出発。

根室半島チャシ跡群
アイヌの砦跡。並びに聖地、祭祀場でもあったらしい。
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草原の中の、ちょっと高くなっているところとか、竪穴とか。
城跡っていうか景勝地ですね。
漁港は一般人立入禁止。コンブが水揚げされていた。
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納沙布岬の資料館で城スタンプを押していたら
日本本土四極 最東端到着証明書をくれた(表・裏)。
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四極繋ぎ合わせるとこうなるらしい。
ロマン!是非集めたい。
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07.JPG色丹島の神社にはシロナガスクジラの
顎骨と肩甲骨を使用した鳥居が
ある(あった?)らしい。
これは4分の1レプリカ。実物見てみたい!



真っ暗だけど2階の展示室も一応見学。
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納沙布岬の灯台は工事中で近くまで行けなかったので眺めただけ。
空も海も大地も綺麗で完璧。
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後ろでは水揚げされた昆布がいい香りとともに運び込まれて
天日干しされていた。停電とか関係ない。平和。
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正式な(?)納沙布岬
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根室半島いいところだった。また来てもいいなー。
帰りにセイコーマートに寄ってみたら普通にお茶も食料も売っていた。
水はなかったけど。
とりあえず飲み物とパンと標津羊羹とか買って出発。根室は平和だ。

釧路に行ってラーメン食べようとか言っていたけど
停電で店やってなさそうだし、ということで最短ルートで阿寒湖へ。

途中、気がついたら今晩の宿から電話とメールが来ていた。
停電でご不便おかけするのでキャンセルでもキャンセル料取らないし
泊まっても代金要りませんだって。
いや、泊まるでしょ!(笑)

峠から雄阿寒岳。
レーニア山を峠から見たときのことを思い出したけど
レーニア山はだいぶ白かった
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15時前に宿到着!
エゾシカ肉の宿だよ!
通常の食事は出せないけど、有り合わせのもので何か作ってくれるって。有難い。
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風呂に入れないということで、風呂探しも兼ねて阿寒湖を散策。
自家発電中の巨大ホテルで日帰り入浴できることを確認し、安心して散歩。
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ボッケ。
Yellowstone 的なアレ。
こっちの方がだいぶワイルドだけど。
こういうのっていつまででも眺めていられるので、しばしぼーっと楽しむ。
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エコミュージアムの裏の神社から下山。
外国人が好きそうな鳥居群。日本人も好き。
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エコミュージアムも例に漏れず休館中。
一旦宿に戻って風呂入りに行ったら、竜宮城のようなきらびやかさと
コンビニでは品切れ中の水などが自販機で普通に売られていて
財力に目が眩みました。私もイチゴミルクなんぞをつい買ってしまった。

宿に帰って夕食。
鹿肉カレーと豚汁とキュウリの酢漬けとトカップ(暢気)
食事はどれも美味しかったし、水のせいか、ごはんがとても美味しかった。
宿のマダムがキャンドルが趣味だとかで、普通に「キャンドルの宿」な山小屋気分。
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食後、星を見に外に出たら、これまでの人生で一番の星空!大感動!
興奮して、しばらく外をブラブラして湖畔に出ると
竜宮城が無粋な光を・・・(お世話になっておいてヒドイ話)
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その他、遊歩道の小さな足元ランプでさえ星の光を遮って通常の星空に変えていた。
星はとても繊細。
真っ暗なところでは星の数が多すぎて北斗七星を見つけるのも大変。
高緯度のせいか、北斗七星は低く手が届きそうだった。
感動の阿寒湖の夜。

明日の宿から「キャンセルしていただいた方が…」と電話がかかってきていたので
明日の宿候補の下見として避難所の見学に行ってみたりもした。
宿があってよかった、としみじみもした夜でした。鹿肉の宿、有難い。


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