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2021読響初め [-クラシック編]

@サントリーホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
ヴァイオリン:成田達輝

R.シュトラウス:交響詩「マクベス」作品23
ハルトマン:葬送協奏曲

ヒンデミット:交響曲「画家マティス」

社会情勢というより、何となく暫くコンサートから離れていた。
久し振りに聴いた読響は「久し振りだから」ではなく
きっと普通に、ベスト何とかに入る演奏会だった。

一度テレビで見て気になっていたヴァイグレは
オーソドックスだけど、すべてが絶妙で
曲が終わった後に、いい演奏聴いたなぁ、というタイプ。
情景を描くのが上手くて、マクベスさんもハルトマンさんも
最後の音が鳴り終わった後に
「その人の一生を全部見たー。」と、とても感動した。涙が出そうになったよ。
タイトルに込めた思いは、今年は読響×ヴァイグレ追っかけるぞー!です。

ハルトマンの協奏曲は、ソリストにとても合っていたのではないかと思う。
成田さんは初聴きだけど、ソリスト然としてオケを引っ張っていくタイプの曲よりも
今回のような曲の方が合っているような気がする。
オケは時代の情景を描き、ソリストはその中で生きる人だった。
活動写真。
感動した。
カメラがいくつか立っていたので、是非どこかで放映してほしい。
ただ、映像でどこまで伝わるか。

ヒンデミットもいい演奏だったけど、前半が素晴らしすぎたため
後味薄い感があって、そこは少し残念だった。

ダンナちゃんを連れて行ったんだけど、面白いコメントをしていた。
バルトークのヴァイオリン・ソナタでショートしていたので
今回のプログラムどうかな、、と心配していたけど
前半 2 曲は、文系だから大丈夫、と。
確かにバルトークは理系かもしれない。
ヒンデミットも理系かな、と思って聴いていたけど、美術かな。
そういう曲だったというのもあるかもしれないけど。
そうやって聴いたことなかったので、なかなか面白い発見だった。

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