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読響×ヴァイグレ 2 [-クラシック編]

6月15日@サントリーホール
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー

ヴェルディ:オペラ『運命の力』序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op. 64

ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op. 68

ヴェルディもブラームスもよく聴いてきたけど、どちらもかなり良い。
ヴァイグレの音楽には常に人が登場してストーリーがある。
伴奏としての劇音楽ではなく、劇そのものを音楽だけで見せる感じ。
何で指揮だけでそんなことができるのかなーとずっと考えていた。不思議。

曲のせいもあるかもしれないけど、どちらかというと「暗」が主で指揮の位置も低め。
空気に層があって低い位置から上にはいけないから
低層内で飽和状態で充実の音楽!て感じ。
ピリッとした緊張感ではなく、破裂寸前でこの先何かが起こるぞ感タイプ。

ブラームスは登場人物も多くて
基本的にざわざわしていて新鮮な感覚。
引き算ではなく足し算。
ちなみに、私の中では
家庭内ドロドロ → 家政婦現る → 不倫 → 殺人
→ いろいろあって最終的には善人がハッピーエンド
みたいな話だった。
もろ下世話なオペラ (笑)
というわけで、面白かったけど
ずっとだとちょっと疲れるかも、とも思った。
オペラも2幕ぐらいで疲れてくるし。

前回も似たようなこと感じたんだけど
そう考えるとハルトマンをこのコンビで聴けたのは
この先も含めてベストだったんじゃないかな、と思ったりもした。
今月はあと2回聴きに行くので、同じような感想になるのか違うのか楽しみ。

ちなみに、メンデルスゾーンは爆睡しました。。

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