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庄司紗矢香「フランスの風」 [-クラシック編]

9月25日
サントリーホール

ヴァイオリン:庄司紗矢香
モディリアーニ弦楽四重奏団
ピアノ:ベンジャミン・グローヴナー

武満徹:妖精の距離
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調

ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調Op. 21

武満の演奏前には、詩の朗読があった。
(この状況に慣れてなさすぎて内容は全然入って来なかった。笑)
最近コンサートに行くこと自体が減ったので
庄司さん、やっぱりいいな。
自然で心地よい。
と思っている間に終わった前半。
空間は大きいのに対象はくっきりなところが自然に感じる所以なのか。

ラヴェルの弦楽四重奏は、対照的に非常にコンパクトに感じた。
今になって、それがこの曲にマッチしていて良かったのかな、とも思うが
当日は、そんな庄司さんの後だったので、ちょっと物足りなかった。

ショーソンも、それぞれの個性そのままだったけど
「協奏曲」風だったので、それが功を奏した感じ。
そのバランスが絶妙。
街中を飛ぶ蝶が主役の映画のイメージが私の頭の中で流れていた。
アメリカ映画によくある街なので、ニューヨークとかシカゴとか?
ショーソンなので本当はパリかもしれないけど。
蝶は主役なので鮮やかで自由なんだけど
風景は移り変わっていくので、背景も重要で、ちょうどその関係性。
ブラボーでした。
アンコールはなかったけど、素晴らしいプログラムの後にアンコールは不要、という演奏会でした。

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